さっくりと軽い口当たりで淡泊な白身魚
 春から夏
 うろこの代わりに体を覆っている銀粉は模造真珠の原料にもなっている。

 たちうおの香味焼
(四人分)たちうお・切り身 4 切れ、しょうゆ 大さじ1  A…にんにく・みじん切り1 片、ねぎ・みじん切り5cm、赤唐がらし・みじん切り1 本、しょうゆ大さじ4、酒 大さじ2、 酢 小さじ1、砂糖 大さじ1、ごま油小さじ1、すり白ごま 大さじ3、コーン油大さじ2、ねぎ1/3本、香菜 適量
1.たちうおは、皮の両面に1cm幅の斜め格子に切りめを入れ、しょうゆをからめて10〜15分おく。 2.Aをボウルに入れて混ぜ合わせ、タレを作る。 3.フライパンを熱して油をなじませ、(1)のたちうおの汁気を拭き、盛りつけた際に上になるほうを下にして並べ入れる。強火で焼き、ほどよい焼き色がついたら裏返して同様に焼く。4.フライパンの中の油を紙タオルで拭きとり、中火にして(2)のタレを回し入れ、フライパンを揺すって、たちうおにからめる。 5.(4)のタレが煮詰まってきたら、たちうおを皿にとり出し、残ったタレをかける。6.ねぎは4〜5cm長さのせん切りにして香菜と合わせ、(5)のたちうおの上にあしらう。
たちうおの田楽
(四人前)まながつお4切、れんこん1/2節、棒しょうが4本、サラダ油大さじ1 、A…しょうゆ・みりん各大さじ3、酒大さじ2  
1.たちうおは、表側に斜め格子の包丁めを入れ、ごく軽く塩をふる。 2.青じそは粗みじんに切る。 3.Aを合わせて練り、(2)を加えて混ぜる。 4.(1)のたちうおに金串を扇型に3本刺し、強火の遠火で表側から焼き、焦げめがついたら返して裏を焼き、九分通り火がとおったら(3)の合わせみそを表側に塗り、みそが焦げる程度にジンワリと焼き上げる。 5.器に(4)のたちうおを盛り、すだちの半月切り、みょうがの甘酢漬けを添える。