旬は冬で、11月〜1月頃。 呼び名が地域によって変わる。北海道・東北地方では「ずわいがに」、関東、北陸、一部の山陰では「越前がに」、関西、一部の山陰では「松葉がに」と呼ばれている。
 
 

 かにちらし
(四人分) ずわいがに(身・ゆでたもの)400g、米2カップ、昆布4cm角、たけのこ(小・水煮) 1個、木の芽 少々(A)だし小さじ1、砂糖大さじ1、塩少々(B)酢大さじ7、砂糖大さじ3、塩小さじ2/3
1. 米は洗ってザルにあげて30分おき、昆布をのせて水440mlとともに普通に炊く。 2. たけのこは縦半分に切ってから薄切りにし、下ゆでする。次に(A)に水1カップを加えた煮汁で、たけのこの汁気がほとんどなくなるまで煮て、ザルにあげ汁気をきって冷ましておく。 3. よくほぐしたかにの身に(B)を混ぜ、炊き上がったご飯と合わせる。 4. 3.に2.を加えて切るように混ぜ、あおぎながら粗熱をとり、器に盛って、木の芽を散らす。
かに卵
(四人前)鶏卵6 個、ずわいがに缶詰100 g、ねぎ20 g、ゆでたけのこ50 g、グリンピースカップ 1/2、塩小さじ 1/4、サラダ油大さじ 4、片栗粉大さじ 1、(A) スープカップ 1、しょうゆ大さじ 1 強、砂糖大さじ 1、(B) しょうが汁少々、食酢小さじ 2 
1. かには軟骨をとって粗くほぐし、ねぎは小口切り、たけのこはせん切り、グリーンピースは熱湯に通す。 2. 卵を割りほぐし、1.と塩を加え混ぜる。 3. 中華鍋を熱して油少々をひき、2.を入れて、ふくらんできたら手早く混ぜ、半熟状になったら油を足し、返して焼く。 4. (A)を沸騰させて(B)を加え、倍量の水で溶いた片栗粉でとろみをつけてあんを作り、器に盛った3.のかに卵にかける。