夏ミカンの枝変わりとして発見され、昭和25年に登録。形は夏ミカンと変わらないが、酸が早く抜け、その分甘味が強い。

甘夏のババロア
 

(10個分)甘夏12個、板ゼラチン10g、卵黄2個分、砂糖130g、牛乳180ml、ネーブルオレンジの絞り汁カップ1、オレンジリキュール大さじ1、生クリームカップ1

1. 甘夏は房から果肉を出し、飾り用に少し残して、あとは一口大にちぎる。 2. 板ゼラチンを水につけてふやかす。 3. なべに卵黄と、砂糖を入れ、粘りが出るまでしっかりとすり混ぜてから、約60度に温めた牛乳を加えて火にかけ、ゴムべらで液をすくったときに流れずにトロリとするくらいまで混ぜる。 4. 火を止め、ゼラチンを加え溶かし、ボウルにこしながら入れる。 5. 4.に甘夏、ネーブルオレンジの絞り汁、オレンジリキュールを加え、ボウルの底に氷水を当て、混ぜながら冷やす。 6. 5.に六分立てにした生クリームを混ぜ、全体がもったりとし、甘夏が沈まなくなったら、器に均等に流し入れる。冷蔵庫で冷やし固めて、ほぐした甘夏を飾る。